ダイナースクラブの誕生話

世界で初めてクレジットカードを発行した会社がダイナースクラブです。ここでダイナースクラブ設立のきっかけになった有名なエピソードを紹介します。

 

1949年、マクナマラという人物が高級レストランで食事を取っていたときのことです。食事を終えてレジに向かったとき、彼は財布を忘れていたことに気づきました。そのときは、妻を呼んで払ってもらいましたが、一歩間違えると無銭飲食です。本当はお金を持っていて支払う意思もあるのに、たまたま財布を忘れていただけで信用を失ってたまりません。

 

マクナマラ氏は、自分のような失敗をしなくても済むように、ツケで食事ができるシステムを作ることができないか考えました。そこで考え出されたのがクレジットカードです。クレジットカードを提示した客の代金は、後日マクナマラ氏が支払います。そうすることでお店の人は安心してツケ払いを受け入れることができます。

 

そしてついに1950年、マクナマラ氏はダイナースクラブを設立しました。世界初のクレジットカード会社の誕生です。

 

(おしまい)

 

クレジットカードは信用の証であることがよく分かるエピソードです。その一方で、「クレジットカードは貧しい人が使うものだ」というイメージがあります。このイメージはどこから来ているのかと言いますと、日本におけるクレジットカードの歴史に由来しています。日本のクレジットカードは分割払いから発展してきました。貧しくても高価な商品を買えるあの分割払いです。

 

クレジットカードについて2つの相反するイメージが存在するのは、クレジットカードが発展してきた歴史の違いからくるものだったのです。なるほど、納得ですね。

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